社長ブログ

2014年1月

1月 16 2014

「造り方」の改善が重要

治具

 

弊社では、生産技術のコンサルティングを行っております。

 

改善事項でレイアウトの変更や歩行距離や手待ちの短縮などは当然ですが、より大きな効果を生むのが「造り方」です。

 

使っている工具、治具、プログラム、工程の改善を行う事により、年間数十万~数百万という大きな効果が実現出来る事がよくあります。

 

改善に必要な物を設計・製作し、技術レベルでの改善が可能である事が強みであります。

 

製造業全体で言える事ですが、アベノミクス効果を実感している製造業の企業様はほとんど無いのではないでしょうか。

 

いろいろなお客様を見ていて感じる事は、「小手先の改善よりも技術レベルの改善をコツコツ行ってきた会社」は強いということ。

 

改善を進めてきた会社はあらゆる面で余力がありますので、新たな仕事へのチャンスを受け取っているのが現状です。


1月 09 2014

改善

500H

 

クライアント企業様のレイアウト検証を行っております。

 

大型の横型マシニングラインが対象で、作業者が1台/人の配置となっており、高コストの原因となっておりました。

 

多台持ちが出来る様に、ワークの脱着、バリ取り、エアーブロー(専用機)、検査、箱づめまでの流し方を変更し、手作業時間の短縮が出来る様にレイアウトの変更を行います。

 

何パターンも検証してベストなレイアウト案を作成し、必要な足場や置き場の設計に入ります。

 

昨年から大型の横型マシニングを対象にこの改善を進めており、約3ヶ月後には全て完了する見込みで400万円/年程度のコストダウンが可能となります。

 

縮小傾向ににある国内の製造業では、こうした地道な改善をコツコツ行う事が非常に重要です。

 

利益率を高めて設備投資、新規開発、管理面強化、営業などにエネルギー注ぎ、より良い経営を目指すためです。


1月 07 2014

ローラーコンベア設置のポイント

 

 

コンベア

 

クライアント企業様の作業改善に使用するローラーコンベアと置き台の設計を行っております。

 

クライアント企業様のあるラインが能力オーバーの受注があり、生産の応援に入った方からの要望でコンベアを設置する事となりました。

 

置き台がなかったり、重いワークを持って歩いたりと効率の良いラインとはなっていませんでした。

 

通常の作業者は当たり前と思っている作業でしたので、改善の要望の声は上がっておらず、改善が手つかずの状態でしたので問題点が分かり良いきっかけとなりました。

 

コンベアのはじまり部分に置き台部分を設けて、重要部の測定後に次工程へコンベアでワークを送ります。

 

コンベア下部はオイルパン形状とし傾斜をつけてあるため、作業が楽になった上に切削油が床に落ちる事もなくなったため、床の汚れも軽減されます。

 

ローラーコンベア設置する際には以下の事に気をつけ下さい。

 

①ローラーコンベアはじまり部分は置き台とし、置き台から滑らせてコンベアへと行く構造とする。

 

ワークをコンベアに直接置くとローラーが凹んで回らなくなる可能性があります。

 

置き台のワーク接触部分はMCナイロン等の樹脂板を使用して傷対策をおこなってください。

 

②選定するローラーの耐荷重は十分に余裕をみる

 

③ローラー径、ローラーピッチを十分に検討する。

 

③は非常に重要です。

 

ローラー径やローラーピッチが大きいと、ワークを流す時にワークがスムーズに流れずコンベアに傾斜をつけていても途中で止まってしまう場合があります。

 

またワークがローラーを乗り降りする衝撃で、ワークに傷をつけてしまう可能性もあります。

 

ローラーコンベアの選定は上記の事に注意して選定される事をおすすめ致します。

 


1月 06 2014

おけましておめでとうございます。

伊勢

 

あけましておめでとうございます。

 

本年も宜しくお願い致します。

 

おかげさまで多くのお客様に支えられ、34歳で独立起業し6年目を迎える事が出来ました。

 

心から感謝申しあげます。

 

振り返ると、昨年は大きな変化を感じる年となりました。

 

客先の動向や情報収集から日本国内で新規部品の立ち上げが減り、海外生産に切り替わるスピードがアップしている感じを受けました。

 

世の中の流れからすれば当然の流れなのかもしれません。

 

この流れを悲観せずに、大きく変わるチャンスだととらえる事が大切であると考えております。

 

常に「このやり方が本当にベストだろうか?」と意識して、ひとつひとつの製造原価を計算し、利益向上の改善を進める事がより重要な時期を迎えているのではないでしょうか。

 

例えば人が行っている作業を自動化して手待ち時間を作り、多台持ちが出来る様にレイアウトを変更する。

 

工具、プログラムの見直しを行い、マシンタイム短縮をして工程集約をする。

 

これらの改善を実施する事で、製造原価が大きく下がる事は大いにあります。

 

簡単であたりまえの様な事に感じますが、外部の人間から見るとまだまだ改善の余地を見受けられる事が多々あります。

 

営業に走り回っても儲かる仕事はほぼありません。

 

そのエネルギーを改善に集中させて、より良い物を効率良く生産する事が客先の信頼度を向上させ、最も効率の良い営業となります。

 

今年は改善に集中する事が未来への投資となる年であると考えております。